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近所のスーパーの前。アスファルトの隙間から生え出したのが、花の盛りを迎えています。 雨にも、風にも、排気ガスにも負けず。
2006.03.25 14:05 植物, 植物3月 | 固定リンク Tweet
これはタチツボスミレViola grypocerasではなく、ニオイタチツボスミレV.obtusaではないでしょうか。
投稿: warbler | 2006.04.03 14:20
☆warblerさん タチツボスミレとニオイタチツボスミレの違いは何ですか? 見分け方、教えてください。
投稿: waiwai | 2006.04.03 21:03
>見分け方、教えてください。
最初に見て気付いたのは葉の形です。「こんな葉の形のタチツボスミレ見たことない」と感じました。
いがりまさし「山渓ハンディ図鑑6 増補改訂2日本のスミレ」山と渓谷社2004年 ISBN4-635-07006-9のp246-7に「タチツボスミレ基本6種の見分け方」の葉の形です。
ナガバノタチツボスミレも両種の中間的との記述ですが、「根生葉は心形、茎葉は長三角形~披針形。赤紫の斑が入る」と云うことから取りませんでした。
投稿: warbler | 2006.04.03 22:38
☆warblerさん ご教示ありがとうございます。 ただ、下記のサイトなどを見ると、「ニオイ」の花弁はもっと丸い感じのようです。 http://www.io-net.com/violet/index.html
それから、先日の八国山で、葉の形はあてにならない、とも聞きました。
>タチツボスミレ基本6種の見分け方
6種類もあるのですか! 私の手には余りますね。(^^;
投稿: waiwai | 2006.04.03 23:06
>「ニオイ」の花弁はもっと丸い感じのようです。
そうですね。花の色もニオイタチツボスミレの方が濃く、中心部の白もはっきりしています。ただ、掲載された写真では横からのものなのでその辺が分かりません。
>先日の八国山で、葉の形はあてにならない、とも聞きました。
仰る通りで、葉の形、花色、各部位の毛の有無、葉脈が赤くなる/ならない、葉裏が赤い/赤くないetc.は大抵可也の変異があって、それ単独では同定の決め手にはならないことが多いようです。
ただ、例えば葉の形も色々変異があると云ってもどんな形にでもなる訳ではなく、葉の変異を眺めると、種によって集団としての傾向が異なりますね。
葉を一枚だけ見せられても、色々可能性があるなぁというケースも多いです。
この変異の多さの理由の一つに、スミレ属は種間雑種が起こり易いというのもあるのでは、と思っています。
>6種類もあるのですか!
比較的普通に見られるものをいがり氏が6種選んだだけで、他にも沢山あります。(^^)
投稿: warbler | 2006.04.04 06:47
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川邊透: 新版 昆虫探検図鑑1600
多田 多恵子・田中 肇: 植物の生態図鑑 (大自然のふしぎ)
矢追 義人: ミクロの自然探検―身近な植物に探る驚異のデザイン
広沢 毅: 冬芽ハンドブック
田中 肇: 昆虫の集まる花ハンドブック
コメント
これはタチツボスミレViola grypocerasではなく、ニオイタチツボスミレV.obtusaではないでしょうか。
投稿: warbler | 2006.04.03 14:20
☆warblerさん
タチツボスミレとニオイタチツボスミレの違いは何ですか?
見分け方、教えてください。
投稿: waiwai | 2006.04.03 21:03
>見分け方、教えてください。
最初に見て気付いたのは葉の形です。「こんな葉の形のタチツボスミレ見たことない」と感じました。
いがりまさし「山渓ハンディ図鑑6 増補改訂2日本のスミレ」山と渓谷社2004年 ISBN4-635-07006-9のp246-7に「タチツボスミレ基本6種の見分け方」の葉の形です。
ナガバノタチツボスミレも両種の中間的との記述ですが、「根生葉は心形、茎葉は長三角形~披針形。赤紫の斑が入る」と云うことから取りませんでした。
投稿: warbler | 2006.04.03 22:38
☆warblerさん
ご教示ありがとうございます。
ただ、下記のサイトなどを見ると、「ニオイ」の花弁はもっと丸い感じのようです。
http://www.io-net.com/violet/index.html
それから、先日の八国山で、葉の形はあてにならない、とも聞きました。
>タチツボスミレ基本6種の見分け方
6種類もあるのですか! 私の手には余りますね。(^^;
投稿: waiwai | 2006.04.03 23:06
>「ニオイ」の花弁はもっと丸い感じのようです。
そうですね。花の色もニオイタチツボスミレの方が濃く、中心部の白もはっきりしています。ただ、掲載された写真では横からのものなのでその辺が分かりません。
>先日の八国山で、葉の形はあてにならない、とも聞きました。
仰る通りで、葉の形、花色、各部位の毛の有無、葉脈が赤くなる/ならない、葉裏が赤い/赤くないetc.は大抵可也の変異があって、それ単独では同定の決め手にはならないことが多いようです。
ただ、例えば葉の形も色々変異があると云ってもどんな形にでもなる訳ではなく、葉の変異を眺めると、種によって集団としての傾向が異なりますね。
葉を一枚だけ見せられても、色々可能性があるなぁというケースも多いです。
この変異の多さの理由の一つに、スミレ属は種間雑種が起こり易いというのもあるのでは、と思っています。
>6種類もあるのですか!
比較的普通に見られるものをいがり氏が6種選んだだけで、他にも沢山あります。(^^)
投稿: warbler | 2006.04.04 06:47