ミズアオイ

ミズアオイ ミズアオイ科 '07/09/23 長野県富士見町
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信州で出会った花のひとつ。青紫の花弁に黄色い雄しべのアクセントがなかなかです。(^^)
・・・とポーッと眺めていたら、葯(やく 雄しべの先にある花粉の入っているところ)が黄色いのと青いのがあると、教えてもらいました。
え?何か役割の違いがあるのかな?
それから、撮ってきた写真を眺めてて、青い葯の雄しべの位置が、雌しべの左側と右側の二通りあるのに気づきました。
この青い葯の雄しべは昆虫の足場になるようです。葯の位置によって、昆虫の体の左右に、花粉のつくところが振り分けられ、花粉を別のタイプの花に届ける仕掛けになるとか。
う~む、巧くできてるなぁ。

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コメント
こんなに立派な群落ではなく、1株1株といった感じですが、多摩川の近くの田んぼの畦にも咲いています。(昭島市地先の水管橋付近)
投稿: tama | 2007.09.25 23:34
☆tamaさん
情報ありがとうございます。
今回の台風、多摩川のダメージは大きかったですね。
投稿: waiwai | 2007.09.26 05:27
waiwaiさん、こんにちは。
ミズアオイ、このまえ見たいなぁ~と
ブログに書いたところです。
見せていただけて、ありがとうございます。
思ったよりも大きそうで、
思ったとおりのステキな色です。
葯の黄色が、なんとも言えません。
イラストのネコちゃんたち、
一目見たとき葉っぱに見えました。
今回はおしゃれな感じですね。
投稿: ブリ | 2007.09.26 10:45
☆ブリさん
実物は、もっときれいな青紫で、黄色い葯ももっと鮮やですよ。(^^;
今回のイラスト、実は私も気に入ってます。(^^)
投稿: waiwai | 2007.09.26 22:23
今晩は!
一昨年、「牛久市自然研究の森」で、ミズアオイに出会い写真を撮ったのですが、その時は、「青い葯を持つ雄しべ」があることに気がつきませんでした。改めて、写真を見直したところ、花は「青い葯を持つ雄しべ」を1本もつて咲いていました。どちらが正常かわかりませんが、1本持つものや2本もつものなどがありそうですね。花にも、いろいろ面白いことがあるのですね。勉強になりました。
投稿: ぴょんぴょん | 2007.09.26 22:30
なるほどねー。
これぞまさしく
共存共栄だ!
投稿: あすかちち | 2007.09.27 08:31
☆ぴょんぴょんさん
この青い葯の雄しべの下のほうには、虫の足場になるような突起があるようです。
子孫を残すための様々な工夫、面白いですね。
☆あすかちちさん
植物も、虫との関わりで見ていくと、さらに興味が深まりますね!
投稿: waiwai | 2007.09.27 22:28