郡山ブランド野菜モニターツアー 2日目
ツアー2日目も、広々とした畑からスタート。
朝6時にホテルを出て、鈴木農園(まどか菜園)さんへ。みんなであさんぽを楽しみました。
一面のニンジン畑。昨日お邪魔した鈴木農場さんとは違って、ここは単品種大規模栽培。夏は一面の枝豆畑になるとか。
畑の中を歩いていたら、ホオジロやジョウビタキなどの声が聞こえてきて、周辺の木立のあたりまで歩いて行きたかったです。(^^ゞ
あさんぽの後は、ナメコ栽培の見学。菌床作りから栽培、収穫、店頭に並ぶパック詰めまで、すべてこの農園でやっています。菌床に使うおがくずの木の種類や目の粗さへのこだわり、収穫後は菌床を堆肥として再利用、ナメコの生育管理、販路拡大について・・・ 次々と興味深いお話を聞くことができました。
見学が終わって、朝食が用意されているところにいったら、正面に昨日の料理教室の先生が、仁王立ちでドーン!(^^;
なんとオムレツを作ってくださいました。
ヒトにカメラを向けることは滅多にない私ですが、先生の存在感に、つい。(^^ゞ
自慢の新米4種類を食べ比べ♪
郡山ブランド野菜に関わってる農家の方々が持ち寄ってくださった、漬物の数々♡
ナメコ汁も添えられて、何とも幸せな朝食。(^^)
お腹の中までしっかり幸せ気分になって、次の目的地へ。
途中、バスが動かなくなるというアクシデントがありましたが、苦情を言い立てる人はいなくて、窓から紅葉でも愛でつつのんびり待とうかという雰囲気の車内。めでたくエンジンがかかると、車内中から拍手。美味しいものって・・・ すごい!(^^)
次はJAが運営する直売所「愛情館」でお買い物。
郡山市に加えて近隣からの作物や加工品も販売されていて、充実の品揃え。
「原料柿」 こういうの、東京では売ってないですね。干し柿用の紐が入ってる袋もありました。
葉物野菜いろいろ。菜っ葉好きには羨まし過ぎる光景。ウチの近所にこれがあったらなぁ。
カボチャもいろいろ。(^^)
お買い物の後は最後のイベント、フレンチレストラン「福ケッチャーノ」でのランチ。
充実の朝食に加え、愛情館で果物や漬物をつい試食してしまって、さらにランチはもう無理・・・ 心配いりませんでした。どうして入ってしまうのかな。(^^;
例によって美味しく撮れないのですが、特に印象深かった2品。
鈴木農園さんのナメコのポタージュ
朝はナメコ汁でしたが、それとはまた違う濃厚な美味しさ。上にかかったこげ茶色の粉もナメコ。炒めに炒めて、ナメコの旨味を凝縮させたものとか。
福島県産豚バラ肉のポテ
ポテとはポトフのこととか。ああ、ポトフなら私も時々作る・・・いや、まるで違いました。(^^;
煮込む前に、キャベツは少し干して甘みを引き出し、根菜類は一度焼いてから。豚肉は最後にカリッと焼いて・・・ プロってすごい!
今回のツアーに参加することになったソモソモのきっかけは、2012年7月に掲載された「ほぼ日刊イトイ新聞」の「東北の仕事論。 郡山ふじた農園篇」という記事でした。その記事で、郷里に頼もしい若い人たちがいることを知りました。それからTwitterなどでフォローしていて、「郡山ブランド野菜」の取り組みを知り、このツアーを知り、この人たちを生で見ていたい、というミーハーな動機から参加を決めました。(^^ゞ
そして出会えたのは、美味しい野菜をとことん追及する人、休耕農地を引き受けて農地として生かし続ける人、野菜の顔を見て肥料のやり方を変えていく人、美味しい野菜のより美味しい食べ方を伝える人、野菜の美味しさを引き出して提供する人・・・ それぞれに語るお話が、実に面白い。面白いのは、語るべきことを持っているからですね。
こうした方々との出会いも含めて、とっても美味しいツアーでした。(^^)
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