
日本酒のテイスティングから始まった今回のツアー、「笹の川酒造 スペシャルディナーツアー」。私の「ふるさと発見ツアー」第8回。また孫の手トラベルさんのお世話になりました。
香りと味わいで分けた日本酒の4タイプについて、特徴や適温、合う料理など解説していただきながら、各タイプのお酒を味わいました。
今まで何となく「味の強い」のが私好みと思っていましたが、この分類での「醇酒」がそれだとわかりました。
利き酒は飲み込まないとのことで、口に含んだお酒を出すための紙コップも用意されていました。が、意地汚く全部ゴックン。σ(^^;)
テイスティングの他にも、日本酒にまつわる話をいろいろしていただきました。駆けつけ三杯とか無礼講といった言葉、もともとお酒を飲むことが神事だったことから来てたのですね。
その後は、蔵めぐり。笹の川酒造さんは、日本酒の他にウィスキーや焼酎も作られていて、順に各蔵を見学しました。
まずは最近話題のウィスキー蒸溜所。
何年か前の朝ドラでお馴染みのポットスチルが、生で目の前に。(^^)

熟成庫のずらっと並んだ樽がカッコイイ。

ここでは、蒸溜から1年未満の原酒と2年経った原酒を飲み比べ。3年経たないと、ウィスキーとは認められないとのこと。でも、その前の段階でも、私には十分ウィスキーでした。

次は日本酒。
4階建ての建物の上から順に、階ごとに分かれた各製造工程の場所を案内していただきました。
もろみをかき混ぜる櫂棒、一度持ってみたかったんです。(^^) 重いっ! 思っていた以上の重さでした。

ここでは、まだ発売前のお酒を試飲。グラニュー糖をまぶしたプチトマトとの組み合わせが面白かったです。

日本酒蔵を案内してくださったのは、杜氏になって3年目という敏子さん。「最初の年は何もわからなくてずいぶん泣いたけど、2年目からは、どうせなら笑ってやろうと。皆の支えに恵まれて、鑑評会で金賞もとれた」
「タダモノではない人」、また見つけました。(^^)

最期は焼酎。
焼酎にもホットスチルを使うのですね。蒸溜方法には、常圧蒸溜(濃厚な風味、ただし雑味も入りやすい)と減圧蒸留(すっきりした風味)とあって、笹の川酒造さんでは減圧蒸留を採用しているとか。

芋焼酎「郡山太郎右エ門」には、先月お邪魔した鈴木農場さんの黄金千貫が使われてるそうです。
ここでも、試飲。前もって水で割って寝かせておいた「前割焼酎」をいただきました。

蔵めぐりをしている途中、紅い実をつけたイチイの樹が目にとまりました。他にも、いくつか気になる樹がありました。 ・・・虫探しは、やめときました。(^^ゞ


敷地内には、酒造りの神様をまつるお宮(松尾神社)もありました。

テイスティングと試飲で、ほぼ出来上がった状態で、ディナー会場へ。(^^;
大きな商品倉庫が、スペシャルなディナー会場に変身。高い天井が気持ちよかったです。

スペシャルなディナーに相応しく、DJ付き。

いつものフードカートも、舞台装置のようにすっぽり倉庫内に納まっていました。

乾杯は、もちろん日本酒で。最初のテイスティングでも味わった「薫酒」の、袋吊り純米大吟醸原酒29BY。

ディナーで飲んだお酒。私が一番気に入ったのは、左端の「醇酒」笹の川純米直詰め夏生原酒。この夏人気のお酒だったそうで、市販分は既に終了。この日のために取っておいた貴重なお酒をいただきました。

日本酒以外では、お隣の方の真似をして、ハイボール。これがまた美味しかった。
他にも、飲みたいお酒はいろいろあったのですが、たどり着けませんでした。(^^;

最期に、スペシャルなディナーの料理も、ちょっとだけ見せびらかし。(^^ゞ
ここでも郡山ブランド野菜がふんだんに使われていました。

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