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2019.07.08

ふるさと発見ツアー@設楽農園

私の「ふるさと発見ツアー」第11回。今回は須賀川市の設楽農園さんで、キュウリの収穫体験&イタリアンなブランチ。(^^)

キュウリ畑に行く前に案内されたのが、キュウリ専用の大型自動選果施設「きゅうりん館」。
大きな建物! 総面積で東京ドームを上回るという大きさ、この写真でわかるでしょうか。(^^;

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軽トラで運び込まれたキュウリが、受け入れ口からコンテナごとベルトコンベアで奥へ。
こういうの見てるの、飽きないんですよね。(^^ゞ
予冷庫で冷却された後、選別ラインに回って1本ずつセンサーで選別されるとか。そこのところも見てみたかったです。

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そして、いよいよキュウリ畑へ。設楽さんに案内していただいた畑には、ビニールハウスならぬネットハウスの中に収穫時期を迎えたキュウリがずらっと並んでいました。
細かい網目のネットは、防虫や風除け、日よけ、寒さよけと、デリケートなキュウリの栽培に役立っているとのこと。

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キュウリの苗は、病気になりにくいカボチャに接ぎ木されたものとか。これだけ育ってしまうと継ぎ目がわかりにくいですが、よく見ると、下のほうにカボチャの丸い葉が出ているのがありました。

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キュウリの雄花と、

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雌花。子房の有無だけじゃなくて、花の形そのものも、雄花と雌花で違いますね。

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蕾のときからのトゲトゲが、なんか可愛い。(^^)

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そして、肝心の実。真っ直ぐの実が多い中、こっちのほうが絵になるかと浅はかな考えで、あえてちょっと曲がったのを撮ったのですが・・・ 水分不足など何らかのストレスから曲がるそうで、曲がり無しはストレス無しの証なんだそうです。(^^;

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実を採ったツルの切り口からは、すぐに水が滴っていました。
収穫体験は、「蒼夏」「Vサマー」の2品種。食べ比べてみましたが、最初は確かに味が違う!と思ったのに、何度も比べてるうちにわからなくなってしまいました。(^^;

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この日のブランチ会場も、もちろん畑の傍。
雨は時おり細かいのがぱらつく程度でしたが、風が強くて、設営や進行には苦労されたと思います。
風除けに張ったビニールシートが思いのほか効果的でした。

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設楽農園さんあたりの須賀川の風景をイメージして作ったという、イタリアンなブランチのメニュー。

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例によって、美味しくいただいた数々の料理もちょいと見せびらかし。(^^ゞ
前菜の「キュウリと空のアンティパスト」、細長いグラスの上から食べ進めていくと、タイム、大葉、バジルの風味が次々に口の中に広がってきました。同じシソ科のハーブでもそれぞれ主張があって、でもぶつからない、面白いと思いました。
スープの上にのせられたキュウリの花、初めて食べました。歯ざわりよくて、ほど良い苦味があって、あと何個か食べたかったです。
どの料理もシェフの繊細なセンスが感じられて美味しかったのですが、なんかこう「キュウリ」のガツンとした主張があってもいいかなと思っていたら、最後にやられました。(^^;
デザートの「アッフォガード」。アイスクリームや洋梨(ル・レクチェ)のシャーベットに、蜂蜜やレモン汁を加えたキュウリのジュースがかけられていました。しっかりキュウリの味があって、それにシャーベットなどがいい感じに味を複雑にしていました。(^^)
(写真では下の左から2番目。小さくなってしまいました。(^^; よかったらクリックして拡大してみてください)

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ちょっと離れたところから記念写真というボケ写真を増やして、満ち足りてバスに戻りました。

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