ふるさと発見ツアー@川内村のブドウ畑・高田島ヴィンヤード
私の「ふるさと発見ツアー」第16回。今回は、初めて訪れる川内村の広大なブドウ畑(高田島ヴィンヤード)。
現地に向かうバスの窓からは、こんな景色が見えました。ブドウ畑はこの風車の近くまで上ったところにあると聞いて、びっくり。途中で大型バスからマイクロバスに乗り換えて、登り切りました。
ブドウ畑は、阿武隈山系の山々が見える中にどーん!何とも気持ちの良い景色が広がっていました。パノラマ写真を撮ればよかった・・・
この景色を眺めながら、「かわうちワイン」作りに関わる方々のお話を伺いました。かわうちワイン(株)取締役で副村長でもある猪狩さん、移住してブドウ栽培に携わる小原さん、渡瀬さん、村長の遠藤さん。
お話の後は、ブドウ畑を散策しながらワインテイスティング。
シャルドネ種の畑で、シャルドネをテイスティング。(今回はフランス/ブルゴーニュのワイン)
残っていた実も、美味しくいただきました。
メルロ種の畑で、メルロ。(イタリア/トスカーナ)
カベルネソーヴィニヨン種の畑で、カベルネソーヴィニヨン。(サウス・イースタン・オーストラリア)
・・・下の写真は、この2種がごっちゃになってるかも。(^^;
畑を巡っているときに見た花崗岩。この辺りの土壌は主に花崗岩土壌で、昼夜の寒暖差や乾燥ぎみの気候などとともにワイン用ブドウ栽培に適した土地なんだそうです。
ブドウ畑からランチ会場へ。傍らにはプチ・マルシェも開設されて川内村産の野菜や栗などが並べられていました。
本当は食事の後ここでお買い物の予定でしたが、コンポートに最適なイチジクが目に入り、先に買ってしまいました。(^^ゞ
今回初登場の新兵器(?)湯たんぽ! 時折日が陰って冷たい風を感じるときでも、湯たんぽとひざ掛けのおかげで、寒さに震えることなく快適にランチを楽しむことができました。(^^)
この日のメニュー。
どっしりしたフレンチコースのランチ。
前菜(写真左上)といいながら、メインディッシュ並みのボリューム。
次のきのこスープも、鶏もも肉煮込みのメインディッシュも、それぞれ単独でグリーンサラダなんかを添えただけで十分ランチになると思いました。デザートも1品だけでも十分満足できるボリュームのが2品。
・・・ま、どれもとっても美味しかったので、結局完食したんですけどね。σ(^^;)
食後、ランチ会場の様子を記念に。
バスの窓から紅葉のトンネルの眺めを楽しみつつ、帰途につきました。
川内村は、原発事故により全村避難となったところです。その後、安全性が確認され避難解除となり、現在では震災前の8割の村民が戻ってきているとか。とはいえ、震災前からの少子高齢化や過疎化の問題は厳しいまま。
そんな中、果敢に始めた取り組みの一つが、「かわうちワイン」作り。これから様ざま困難なことがあるかもしれませんが(実際、今年は冷害や長雨でブドウが収穫できなかったとか)、きっとしぶとくやり遂げると思います。ブドウ畑を巡り歩いたときやランチのときのお話から、そう感じました。
この畑のブドウのワインはまだできていないので、今回は別の産地のワインでのテイスティングでした。同じ品種でも産地によってワインの味わいは異なるとか。いつか、ここの畑でここのワインを味わってみたいと思います。
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