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2021.10.31

ふるさと発見ツアー@根田醤油

私の「ふるさと発見ツアー」第28回。今回訪れたのは、白河市で味噌と醤油を作り続けて200年の老舗醤油蔵、根田醤油さん。

白河は私にとってちょっと懐かしいところ。小学生のときに、2年ほど近くの町に住んでいたことがありました。私の記憶の中にある白河は、遠足や家族で行った「南湖公園」と、そこで食べた「南湖だんご」がほぼすべてなんですけどね。(^^;

現地に着いたら、蔵の前にテーブルが並べられていて、その奥には馴染みのフードカートがしっくり蔵の景色のとけ込んでいました。

ランチ会場

 

今回のウェルカムドリンクは、白河産ハト麦茶。暖かくて香ばしくて美味しかったです。

ウェルカムドリンク

 

最初に根田醤油の鈴木豪彦さん(「根田醤油」は地域名からの屋号だそうです)からご挨拶をいただいた後、2グループに分かれて、蔵見学&味噌作り体験。
私たちのグループは、まず味噌作りから。

体験場所の蔵の中には、既に材料が一人分ずつ用意されていました。
塩と麹(右側)を塩のかたまりが無いようによく混ぜて、それを蒸してミンチ状にした大豆(左側)のほうへ2~3回に分けて入れ、さらに混ぜ混ぜ。そこに水を加えて、混ぜ混ぜ捏ね捏ね・・・ 塩と麹だけのときは楽勝でしたが、どんどん力仕事になって、ひと汗かきました。(^^;

味噌作りの材料

 

そして、中の空気を抜くようにしっかり押し付けて、上を平らにして作業終了。
あとの処理はお任せして、出来上がった味噌は後で送ってくださるとか。楽しみ!(^^)

味噌

 

作業中は撮れなかったので、次のグループの様子を撮らせてもらいました。

味噌作り体験

 

次は蔵見学。
大きな醤油桶がずらっと奥まで。ここで1年半以上かけてじっくり発酵・熟成。味噌は加熱などで熟成期間を短くもできるそうですが、醤油は出来てくるのを待つしかないとか。

醤油蔵

醤油蔵

 

桶を作る技術の伝承はもちろん、桶を締める長い竹も入手困難になっているそうです。

醤油桶

 

熟成された諸味は、パイプを通して別室に送られ、搾汁→火入れ→瓶詰→出荷、という流れ。間の工程でさらに熟成させることもあるそうで、製品として出ていくまでに相当な年月がかかるものなのですね。

醤油蔵

 

例によって、この日いただいた美味しいものをちょいと見せびらかし。

メニュー

 

今回は前菜からデザートまで、全て根田醤油さんの醤油か味噌か両方が使われていました。乾杯用ドリンクにも、味噌醤油に使われているのと同じ米麹。(^^)

ランチ

各皿の写真はこちら →「2021/10/30 この時だけのスペシャルランチ by 芹沢靖夫シェフ(旬のベジカフェバル Best Table)@根田醤油」(note)

食後は、併設の売店でお買い物。そうそう全景を撮っていなかったと、宴の後になってからカメラを向けました。ちょうど青い上着の鈴木さんが中央に写っていて(小さくてすみません)、いい記念写真になりました。(^^ゞ

根田醤油

 

おまけ)根田醤油さんの裏手の風景。稲刈り後の晴れ晴れとした眺めが広がっていました。

風景

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