2022年10月の28件の記事
2022.10.31
2022.10.30
アサギマダラ
先日の多摩森林科学園で。
園内のあちこちで、アサギマダラを見かけました。
何度かカメラを向けたのに、思うように撮れてませんでした。(^^;
下は、その前の週に行った目黒自然教育園で。
今年もかなりの繁茂ぶりで、花付きもなかなかのもの。青い実をいっぱい付けてるのもありました。
で、多摩森林科学園でもキジョランの花を探してみましたが、花芽すら見つけられませんでした。
・・・1年前もほぼ同じ内容の記事をあげてました。(^^;
(撮影日:2022/10/28、10/22)
2022.10.29
2022.10.28
増えてきました
出先から戻る途中に眺めた、近所の公園の景色。
カツラ並木もだいぶ色づき、冬ガモたちも増えてきました。
圧倒的多数派は、ホシハジロ。その中に、ぽつぽつキンクロハジロの姿が見えます。
今シーズン初撮りのコたちは、この中にいるのかどうか・・・。
ふと手前を見たら、カワセミ。
いつからそこにいたのかな。(^^;
2022.10.27
2022.10.26
ニオイタデと・・・
先日のプチ遠出の目的は、富士山とこのニオイタデ。
見られるかな見られるといいなぁ、と思いつつ、2年前に見たところを目指して田んぼの間の道を歩き出してすぐ、出会ってしまいました。
相当猛々しく生い茂っていたようで、それが倒れて、のたうち回る何かみたいになっていました。(^^;
まともな姿を見るには、もっと早くこないとダメですね。
ニオイタデはここでしか見つけらませんでしたが、シロバナサクラタデは楚々とした風情ながら、強かにあちこちで勢力拡大中。
この日は朝露がすごくて、チカラシバが別物に見えていました。
ホウキギクの花の後。日が当たってきれいだったんですけどね。(^^;
(撮影日:2022/10/21)
2022.10.25
ふるさと発見ツアー@おざわふぁーむ&豊國酒造 その2
おざわふぁーむさんの次は、創業200年以上という老舗酒蔵の豊國酒造さんへ。
到着したとき、門が閉まってる・・・ 「いざ開門!」とばかりにおもむろに開いて、中から豊國酒造の皆さんが迎えてくださいました。(^^)
まずは、9代目蔵元矢内賢征さんの案内で、酒蔵見学。日本酒作りの各工程について説明していただきました。どの工程のお話でも、矢内さんのこだわりと熱意を感じました。
<洗米>
大きな金だらい! ・・・たらいとは言わないのかも知れません。後でこっそり持ち上げてみようとしたら、びくともしませんでした。(^^;
精米は他所でしてもらっていて、この酒蔵での作業は米を洗うところから。吟醸酒や上吟醸などに使うかなり削った米は割れやすいので、洗米機は使わず、手洗いで。
<蒸米>
矢内さん自慢の大きな甑(こしき)。大きさがわかるように撮ろうして、ボケました。orz
酒米をむらなく蒸せるかどうかは、できる日本酒の質に関わるそうです。
以下、案内していただいた順ではありません。米作りの工程を覚えていたくて、勝手に順番を変えて載せました。(^^ゞ
<麹づくり>
麹室の中で(暖かかったです)、蒸米に麹菌をふりかけて一定時間一定温度(30何度だったかな)で保ち、さらに温度を少し上げた状態で一定時間置いて麹菌を増やして「麹」を作ります。
麹菌をふって間もない蒸米や、ある程度麹菌が育ったもの、さらに出来上がったものを試食。最初はちょっと硬めのご飯という感じだったのが、最後のは甘い! 米のデンプンが糖に変わるのがよくわかりました。
<酒母(しゅぼ)作り>
酒母とは、アルコール発酵を助けるもの。麹と水に酵母、蒸米を混ぜて作ります。これも段階があって、最初はただどろっとした感じなのが、最終段階のは酵母が増えてプクプクしてきてました。酒母を作ってる部屋は、すでにお酒のような香りが漂っていました。
<仕込み>
大きなタンクに、酒母、麹、蒸米、水を入れて、「もろみ」を作ります。
ここでも温度調整が大事で、古いタンクは扇風機で冷やしていました。温度調整機能付きのタンクもありました。
タンクの中をのぞかせてもらえるということで、上へ。上るのは平気なんですが、タンクの間は細い横木だけで、ちょっと怖かったです。(^^;
ここと次の工程は、おざわふぁーむの小澤嘉則さんが案内してくださいました。冬場はここで蔵人として働いているとか。蔵人姿の小澤さん、撮り逃しました。orz
<搾り>
できたもろみをこの装置で搾ります。
その後、ろ過とか火入れとか・・・またいくつかの工程を経て、やっと日本酒の出来上がり!
今回のランチ会場は、門から奥の酒蔵まで伸びる通路にテーブルを並べて。
そして、なんと佐藤紳平さんの生演奏付き! 佐藤さんは、去年11月の鈴木農場さんでも素敵な演奏を聞かせてくださった方。
テーブルセッティングに使われていたのは、おざわふぁーむさんのところの稲とお花。
お水も酒瓶入り。豊國酒造さんで使われている仕込み水。添えられたグラスはワンカップ、という酒蔵ならではのものでした。(^^)
例によって、この日いただいた美味しいものをちょいと見せびらかし。
メニューのタイトルからして日本酒作りに因んだもので、シェフの遊び心が溢れていました。(^^)
美味しいお酒にこだわりの創作フレンチの組合せ、おいしゅうございました。
各皿の写真はこちら ⇒「2022/10/23 この時だけのスペシャルランチ by 松岡正シェフ(健食学レストラン エルマール)@豊國酒造 」(note)
さらにメニューには載っていなかった、酒粕を使ったクッキーも。既に十分満足&満腹でしたが、クッキーもしっかりいただきました。(^^ゞ
いつも生産者さんが同じテーブルについて、またいろいろ興味深いお話を聞くことができます。今回はおざわふぁーむの啓子さんと近い席で、いろいろ楽しくお話していたら、なんと「席替えタイム!」が設定されていて、啓子さんは別の席に移って行ってしまいました。(T_T)/~~~
でも、その後に矢内さん、小澤さんが順に来てくださって、お話することができました。こういう席替えタイムは、ありですね。(^^)
ランチの後は、人が集う場として蔵を改修して作った「kuranoba」へ。その隣には、お馴染みのフードカートが、何の違和感もなくはまっていました。
kuranobaの中に設定されたマルシェで買い物したり、この日だけ提供された特別なお酒をいただいたり・・・
さらに2階は、佐藤さんのソロライブ会場に!
乾杯のときにいただいた「一歩己 裏葉柳」をイメージして作られた曲、新緑のころの柳の葉裏の爽やかな感じが出ていて、素敵でした。(^^)
出発まで少し時間があったので、豊國酒造さんの裏をのらんぽ。(^^ゞ
見事な桜並木に鮫川の流れの眺めをひとり占めしてから、バスに乗り込みました。
← その1
2022.10.24
ふるさと発見ツアー@おざわふぁーむ&豊國酒造 その1
私の「ふるさと発見ツアー」第35回。今回は、福島県石川郡古殿町を訪れました。
同じ石川郡の浅川町には、小学生のときに2年ほど住んだことがあります。それから学生時代の途中から、親元が石川町に移りました。でも、古殿町には縁がなくて、「名前は知ってる」だけの町のひとつでした。
古殿町で最初に訪れたのが、「おざわふぁーむ」さん。
小澤嘉則さんとお母さんの啓子さんが出迎えてくださいました。
まずは啓子さんの案内で、古い畜舎を改築した交流施設「みんなの家」(上の写真の赤い屋根の家)へ。
農閑期には、ここに民泊もできるとか。
趣のある天井、何度も見上げました。
啓子さんが用意してくださった郷土食。
油で焼いた「凍み餅」には、エゴマ味噌がからめてありました。楊枝が刺してあるのは「あげまんま」。それに菊の酢漬けとミニトマトのシロップ漬け。梅ジュースとともに美味しくいただきながら、凍み餅作りについてのお話を伺いました。
凍み餅の材料のオヤマボクチ。地元では「ごぼっぱ」と呼ばれるオヤマボクチの葉を干したもの。前は山で採取していたのを、苦労して栽培できるようになったとか。
これを戻してアクを抜いて、米粉と混ぜて蒸して、整形したのを紙に包んで紐で結わえて連ねて、水に浸けて、吊るして寒さに当てて・・・ お話とともにDVDも見せていただいたのですが、手順はこんなだったかな。(^^;
ともあれ、手間ひまかけて作られた凍み餅。持ってみたら、軽石のような感じでした。これを水で戻して、油で焼いて・・・ やっと食べられる、というわけです。
みんなの家を出たところで、何か黒っぽいのがヒラヒラ飛び回っていました。つい気になって、しばらく目で追っていたら、うまい具合にとまってくれました。ちょっと遠かったけど、ルリタテハ。(^^ゞ
次は嘉則さんの案内で、田んぼ見学。
その前に見せていただいたのが、ひつじの家。
写真左上のほうにいるのが、子どもたちで、手前がお母さんたち。みんないっせいにmgmgタイム。こういうのって、ずっと見てられますね。(^^)
奧にひとりだけいたお父さん。自分のエサには見向きもせずに、みんなのほうを見てました。(^^;
そして、田んぼ見学は、山登り!
元は杉林だったという小高い丘に上がると、見事な眺めが広がっていました。
町のほうもよく見えました。
上から田んぼを眺めながら、米作りのことや小学生の米作り体験、地域おこしなどなど、様々なお話を伺いました。やりたいことがどんどん湧いてくるという感じの嘉則さんでした。(^^)
稲刈りアートがまた楽しい。(^^)
道祖神に、
嘉則さん用ハンモック。
「和(なごみ)の丘」という名前がぴったり。(^^)
丘の上で、オヤマボクチも見ることができました。
道路側から見た和の丘。
桜が咲いたら、またいい感じでしょうね。
最後にコスモスと田んぼを記念撮影して、次の豊國酒造さんへ。
→ その2
2022.10.23
2022.10.21
今朝の風景
久しぶりに始発電車でプチ遠出。
富士山が薄っすら見えてました。先回よりはましかな。
また1年近く経ってしまってました。別の時季にも来ようと、毎回思うんですけどね。(^^;
下は2日前の朝、ウチの最上階の富士山ビュースポットから。空の紅い色合いを出したくて、コンデジのあざといモードで撮りました。(^^ゞ
ここからの富士山を見ているうちに、広々とした景色の中の富士山が見たくなって、今朝出かけたというわけです。
2022.10.20
2022.10.19
ハイミチヤナギとミチヤナギ
多摩川下流域で目にとまった植物。ハイミチヤナギだと思いますが、どうでしょうか。
他の植物はあまり好まないような、小石がゴロゴロしている地面を這うように広がっていました。
花期は過ぎていたようで、花は見つけられませんでした。
(→前に徒歩圏内で見た花)
ミチヤナギも見かけました。こちらは花も見られました。
2022.10.18
2022.10.17
ウスギモクセイ その後
キンモクセイの香りがまた漂い出したので、半月ほど前に花を見たウスギモクセイの様子を見に寄ったら、膨らんだ蕾があちこちについてました。
中には開き出しているのも。ウスギモクセイもキンモクセイと同じように二度咲きするんですね。
近くのキンモクセイも同じような具合。
開く寸前が強く香るような気がしてますが、どうでしょうね。
2022.10.16
2022.10.15
富士すそ野ウォーク第14回(精進湖民宿村~富岳風穴)
ウォーク終了後、温泉に向かうバスの車窓から見えた富士山。
この日見た唯一の富士山。
みるみる雲の中へ。まあ見られただけよかったです。(^^)
この日はほぼずっと樹海の中。東海自然歩道として整備されているものの、けっこうアップダウンのある溶岩ゴロゴロの道を延々と歩きました。
美しい森なんですけどね。ずっと同じような景色が続いて、後半はいささか飽きました。(^^;
下は、昼食会場の傍から見た精進湖。樹海からちょいと出た国道沿いのレストランで、どれも美味しかったです。ビールか何か、アテのアテが欲しかった。(^^;
⇒今までの富士すそ野ウォーク(note)
2022.10.14
ツルアリドオシ
昨日の富士すそ野ウォークで一番印象深かった植物。
樹海の中で、可愛らしい小さな赤い実が目を引きました。
溶岩を包み込むふかふか苔に、ぽちぽちっと赤いアクセント。(^^)
名前は何処かで聞いた気がするけど、見るのはたぶん初めて・・・ だいぶ前に新潟で、それから多摩川観察会でも見てました。(^^;
昨日の出会いいろいろ
⇒「富士山すそ野で見た動植物 青木ヶ原樹海あたり 」
2022.10.13
コミカンソウ
掘り出してしまった写真シリーズ第2弾。(^^ゞ
9月の終わりに見つけた徒歩圏内のコミカンソウ。
通りに面したお宅の前だったので、ちょっとためらったのですが、あまりに実付きが見事だったので。(^^;
コミカンソウの過去記事を掘ったら、沖縄で見た「ハナコミカンボク」が出てきました。すっかり忘れてました。(^^;
沖縄、また行きたいなぁ。来年は行けるかなぁ。
(撮影日:2022/09/28)
2022.10.12
東京駅見学
もう1カ月近く経ってしまいましたが、うっかり撮ったままになってたのを掘り出してしまったので。(^^;
機会を得て、現役の駅員さんに東京駅構内を案内していただきました。
一番印象深かったのが、5・6番線ホームに保存されている明治時代の柱。
保存といっても、こういう具合に見学者が群がっていなければ、そんな特別な柱とはわかりませんよね。
よくよく見ると・・・
復元された3階とそれまでの2階とでは外壁の煉瓦の色が違うこと、原敬暗殺現場、空襲の痕跡の残る壁の展示、各線ごとに設置された起点(ゼロキロポスト)などなど・・・今まで何度も東京駅を利用しながら、まるで気づいていませんでした。σ(^^;)
そして、最後は撮影禁止の特別な場所も案内していただき、この駅長室の扉から外へ。こんなところに駅長室の出入口があったとは・・・ まあここから簡単には入れないでしょうけどね。(^^;
2022.10.11
今朝の月
ほんのり紅い雲の中に名残りの満月、今朝は私好みの月を見ることができました。(^^)
10月の満月はハンターズムーン、昨夕から何度か月を眺めて楽しみました。
⇒「空日記 2022/10/10-10/11 ハンターズムーン」(note)
2022.10.10
冬ガモシーズンの始まり
近所の池で今シーズン初撮りの冬ガモは、キンクロハジロ♂。
一緒にいたホシハジロ♀は、たぶんこの池にずっといるコ。
新参者のキンクロハジロに、池を案内しているように見えました。
と、ここまでが2日前のこと。
今朝は、3羽いました。
ホシハジロ♀、ホシハジロ♂、キンクロハジロ♂。
先頭のホシハジロ♀は、やっぱりここにずっといるコでした。
途中で並びが変わって、こんな具合になりました。
・・・いや、だから何?というわけじゃないんですけどね。(^^;
(撮影日:2022/10/08、10/10)
2022.10.09
ふるさと発見ツアー 番外編 in 相双地方(2日目)
浪江町でむかえたツアー2日目の朝。
もちろん!あさんぽに出ました。(^^ゞ
宿から海まで、最短の道程で約3.5㎞。歩けない距離ではないけど、行き帰り+αで10km近くを朝から歩くのもどうかと思い直し、宿近くをのんびり歩きました。
請戸川沿いの桜並木(ふくしまの遊歩道50選 請戸川リバーライン)
この長い桜並木を上流方向に歩き、並木が切れた辺りで橋を渡って、対岸から下流方向にカメラを向けました。
また並木道側に戻って、宿を目指しつつ、町の中をテキトーに道を選んで。
真新しい家、間もなく何か建ちそうな更地、人の気配の無い古い家、生い茂る草に埋もれた空き地・・・
タチアワユキセンダングサを見つけました。沖縄あたりでよく見る花ですが、これはここに植えられていたものかもしれません。
宿近くに町役場があったので、周りをひと巡り。
実証中の「移動オフィス」の車を撮って、宿に戻りました。
出発前に、1晩お世話になった「ホテル双葉の杜」を記念撮影。
そして、まずは南相馬市へ。ここからが本来のツアー2日目の行程。(^^;
小高区の「大悲山の石仏(だいひさんのせきぶつ)」を見学しました。
石仏のある薬師堂の前には、太い枝がうねる大きな杉の樹! 福島県指定天然記念物とか。
薬師堂
薬師堂の中に入ると、ガラス戸。ガラス戸越しの見学なのかと思ったら、案内人の方が戸を開けてくださって、直に石仏を見ることができました。(^^)
高さ5mほどの石仏が並び、石仏の間の壁面にも菩薩像や飛天が線彫りされていました。
薬師堂からバスでちょっと移動した先にあった観音堂の石仏は、高さ9m!
こちらは千手観音で、頭上に仏をささげ持つポーズは、京都の清水寺のものと共通するとか。
いずれも仏像の様式から推定して、作られたのは平安時代だそうです。その当時のこの辺りの様子はどんなだったんでしょうね。
薬師堂の傍らに、観音堂の方向を示す立て札があったので、薬師堂から歩いて来れるか聞いてみたら、道はけもの道状態で曲がりくねっているので、歩くとなるとかなりかかるとか。
近くには、こういう里山風景が見られたので、歩いて石仏巡りができたら楽しいかな、なんて思ってしまいました。(^^;
次は浪江町に戻って、道の駅なみえに併設された鈴木酒造店見学。
鈴木酒造店の鈴木さんから、震災当時のこと、避難先の山形で廃業する酒蔵を譲り受けて酒造りを始めたこと、そして酒蔵併設の道の駅ができたことで、また浪江でも酒造りを再開したこと、などなど伺いました。
お店の奥が酒蔵になっていて、窓越しに店内から酒蔵の様子を見られるようになっていました。
そして、お楽しみの試飲。(^^)
コインを1枚入れて、試飲したいお酒のボタンを押して、その下の蛇口から注がれるお酒を試飲用のおちょこで受けるという仕組み。この装置が2台あって、10種類以上のお酒が試せるようになっていました。
事前の説明では舐める程度しか出てこないという話でしたが、ちゃんとおちょこ1杯分の量がありました。ひとり5枚のコインを渡されて、さらにもう1枚いただいて、おちょこ6杯分のお酒を堪能しました。(^^ゞ
外では、雨ニモマケズ、黙々と働いてるコ。
道の駅で食前酒(?)をいただき、お土産も買って、おひる。
浪江町内の「海鮮和食処 くろさか」で、海鮮丼をいただきました。具がどれも大ぶりで、ご飯は少し残してしまいました。(^^;
昼食後は、双葉町へ。
ここでは双葉駅周辺のウォールアートを鑑賞しながら散策の予定でしたが、雨のためバスの車窓からになってしまいました。残念!
機会があったら、歩いて見て回りたいです。
最後は葛尾村へ。
まず、「葛尾大尽屋敷跡公園」を案内していただきました。
江戸時代から明治まで約200年間にわたり栄華を誇った松本一族の邸宅跡。建物は残っていませんが、各所の案内板から、規模の大きさがわかります。
庭園には、少し紅葉が見られました。紅葉のハイシーズンは見事な眺めだそうです。
「あかずの池」跡の奥に、蔵につながる穴がありました。
蔵に出入りする際は、池の水を抜いて、ここから出入りしたそうです。蔵にはどんなお宝がどれだけあったんでしょうね。
次に訪れたのが、葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ)。
代表の下枝さんに案内していただきました。
ここでは、どぶろく製造工場見学となっていましたが、今はまだ製造設備などが整いつつあるところで、どぶろく製造の様子は見ることができませんでした。
それにしても、宿泊・食事・酒・雑貨の「ZICCA」といい、前の道路に勝手に立ててしまった手作りのバス停の看板といい・・・ いろいろ面白い企てが、ここから生まれているようです。
どぶろく製造工場見学(?)の後は、葛力創造舎 のお酒「でれすけ」の試飲。
試飲会場の葛尾村復興交流館「あぜりあ」に向かう前に、下枝さんからお酒の説明を聞きました。製造は、鈴木酒造店が協力しているということでした。
あぜりあで、試飲の前にちょいとお買い物。
エゴマを使った「かつらおプチ煎」が美味しそうで購入したら、新聞紙で作った素敵なバッグをいただきました。(^^)
嬉しくて、手作りバス停に名前が書いてあった「ちえちゃん」特製のきゃらぶきや試飲用の茶碗(おちょこではない!)などと一緒に記念撮影。
下枝さんが再度登場。葛力創造舎の取り組みや葛尾村のこれからについてのお話を聞きつつ、「でれすけ」の辛口を美味しくいただきました。
どうも、ネコ顔に弱くて。(=^・^=;
最後に、あぜりあの外にあった羊肉の自販機を撮って、帰路につきました。
← 1日目
2022.10.08
ふるさと発見ツアー 番外編 in 相双地方(1日目)
私の「ふるさと発見ツアー」でいつもお世話になってる孫の手トラベルさんとのご縁で、福島県相双地方振興局企画のモニターツアーに参加してきました。
双相地方というのは、浜通り地方のうちのいわき地方以外のところ。その中の、川内村、富岡町、南相馬市、浪江町、双葉町、葛尾村を、10/15~16の1泊2日で巡ってきました。
まずは、川内村の川内ワイナリーへ。
3年前にもここを訪れています。その時のブドウ畑が広がる景色を眺めながらのランチ会場に、立派なワイナリーが出来ていました。
ブドウ畑(高田島ヴィンヤード )の見学が予定されていましたが、雨天のためワイナリー内へ。
川内村役場からこのワイナリーに出向しているという遠藤さんから、ワイン製造についていろいろお話を伺いました。
下の写真は、ワインの瓶詰作業の工程について説明していただいているところ。
左の装置から順に、瓶洗浄→ワイン注入→コルク栓。この後に瓶にラベルを貼って、蝋栓をして、出来上がり。ワインができて終わりではなくて、製品にするにはいろいろな作業があるんだなぁ、と今さらながら。(^^;
それから、ワイン造り体験ということで、ブドウの実を軸からはずす作業をさせてもらいました。通常は機械を使うところを、今回は手作業で。
傷んだ実を避けて、いいのだけ、この大きなポリ容器の中へ。最初は恐る恐る1粒ずつはずしていたのが、すぐに熟練(?)して、数粒まとめていっぺんに。こういう作業って、ずっとやっていられる感じ。σ(^^;)
その後は、ここのブドウから作ったワインとともに、地場の食材を活かしたフレンチコースを楽しみました。
先回訪れたときの「いつか、ここの畑でここのワインを味わってみたい」が、3年後にかないました。(^^)
これまでも、芹沢靖夫シェフの作る料理を何度かいただく機会があって、私にはスパイスを巧みに使った無国籍料理というイメージがありました。まさかフレンチまでとは!
食後は、少しだけのらんぽ。(^^ゞ
ワイナリー内にセッティングされたランチ会場を外から。この窓から見える山々とブドウ畑の眺めもご馳走のひとつ。
と、いつもはここまでですが、今回は次の目的地の富岡町へ。
富岡町では、まずパッションフルーツの栽培から6次化まで取り組むサン・クリーンさんの「お休み処 富憩荘(とけいそう)」に寄りました。
大きなハウスが何棟も並んでいましたが、収穫はすべて終わって、次のシーズンへの準備期間ということで、ボロボロの(失礼)ハウスを見学。栽培についてのお話を伺いつつ、露地栽培中のパッションフルーツを見せていただきました。露地栽培だから、ハウスはこんな具合でOKなんですね。(^^)
そして、富憩荘内で、パッションフルーツの実とジュースを試食&試飲。実を食べたのは、たぶん初めて。酸味と甘み、それに種のつぶつぶ食感、美味しかったです。
その後は、町役場の方がバスに同乗して、富岡町を案内してくださいました。
当初「とみおかアーカイブミュージアム」見学だけの予定でしたが、町の様子をいろいろ見ることができました。
建て直された富岡駅。その向こうに、富岡漁港のある海が広がっていました。
中通り地方で生まれ育った者には、海が見えるだけで特別感があります。
富岡漁港の右手には、福島第二原発の建物が見えていました。
第一原発の廃炉については時々報道されますが、第二も廃炉に取り組んでいて、こちらも難しい作業が続いているとか。
ところどころで、田んぼを見ました。役場の方が2016年に戻ってきたときには、一面セイタカアワダチソウの花畑だったそうです。
「やっとこういう景色が見られるようになってきましたが、まだまだいろいろあります。ゆっくり取り組んでいこうと思います」「富岡町に戻ってくるかどうか、皆さんそれぞれの事情があって迷っています。そういう方々には、ゆっくりで大丈夫だから、と話しています」と役場の方のお話に何度か出た「ゆっくり」という言葉が心に残りました。
夜ノ森の桜並木も通りました。
避難中に増えてしまったイノシシが嫌う作物ということもあって、タマネギ栽培を盛んにしようと取り組んでいる、というお話をバスの中でお聞きした後、案内された富岡町文化交流センター「学びの森」で、こんなポスターを見ました。(^^)
最後に案内していただいたのが、「とみおかアーカイブミュージアム」。
震災や原子力災害も富岡町の歴史のひとつという位置づけで、富岡町のなりたち・暮らし・文化などなどについての展示が、充実していました。
どうしても、こういう展示に惹かれてしまう。σ(^^;)
ミュージアムからは、宿泊先の浪江町のホテルへ。
夕食も、地元の魚中心のご馳走づくし。
留椀のうどんはとても入らないと思ったのに、何故かペロリ。(^^;
その後のデザートもしっかりいただいて、「はらくっち(腹いっぱい)」状態で、部屋に引き上げました。
→ 2日目
2022.10.05
2022.10.04
アレチウリに・・・
チャバネセセリを見た日、アレチウリの雄花にたくさんのニホンミツバチが来ていました。
足には大きな花粉団子。このコたちにとっては、蜜と花粉と両方ゲットできる大事な食料調達の場ですね。
他にもいろいろな虫たちが来ていたところを撮ったはずなんですが・・・ 何故かアレチウリの写真。(^^;
個別にカメラを向けたコミスジは何とか撮れてました。
こちらは蜜専門ですね。
2019年の洪水のとき、この辺りも水没しました。その翌年はアレチウリが大繁茂しましたが、その後はクズやヨモギなどが徐々に復活して、その分アレチウリの領土(?)は縮小傾向に。
アレチウリが他の植物に負けつつあるのか、増え過ぎて自滅しつつあるのか、それとも他の植物と折り合いをつけつつあるのか・・・ ついヒトの世界の情勢を重ねて、アレコレ思ってしまいます。(^^;
(撮影日:2022/10/02)
2022.10.03
2022.10.02
2022.10.01
昨夕の空
昨夕17時少し過ぎたころの西の空。太陽が建物の向こうに隠れていくところでした。
やっと天気が安定して、夕景色が楽しめるようになりました。この天気、長続きしてほしいなぁ。
その他昨日の夕景色 ⇒「空日記 2022/09/30 日没と月」(note)
最近のコメント