ふるさと発見ツアー@おざわふぁーむ&豊國酒造 その1
私の「ふるさと発見ツアー」第35回。今回は、福島県石川郡古殿町を訪れました。
同じ石川郡の浅川町には、小学生のときに2年ほど住んだことがあります。それから学生時代の途中から、親元が石川町に移りました。でも、古殿町には縁がなくて、「名前は知ってる」だけの町のひとつでした。
古殿町で最初に訪れたのが、「おざわふぁーむ」さん。
小澤嘉則さんとお母さんの啓子さんが出迎えてくださいました。
まずは啓子さんの案内で、古い畜舎を改築した交流施設「みんなの家」(上の写真の赤い屋根の家)へ。
農閑期には、ここに民泊もできるとか。
趣のある天井、何度も見上げました。
啓子さんが用意してくださった郷土食。
油で焼いた「凍み餅」には、エゴマ味噌がからめてありました。楊枝が刺してあるのは「あげまんま」。それに菊の酢漬けとミニトマトのシロップ漬け。梅ジュースとともに美味しくいただきながら、凍み餅作りについてのお話を伺いました。
凍み餅の材料のオヤマボクチ。地元では「ごぼっぱ」と呼ばれるオヤマボクチの葉を干したもの。前は山で採取していたのを、苦労して栽培できるようになったとか。
これを戻してアクを抜いて、米粉と混ぜて蒸して、整形したのを紙に包んで紐で結わえて連ねて、水に浸けて、吊るして寒さに当てて・・・ お話とともにDVDも見せていただいたのですが、手順はこんなだったかな。(^^;
ともあれ、手間ひまかけて作られた凍み餅。持ってみたら、軽石のような感じでした。これを水で戻して、油で焼いて・・・ やっと食べられる、というわけです。
みんなの家を出たところで、何か黒っぽいのがヒラヒラ飛び回っていました。つい気になって、しばらく目で追っていたら、うまい具合にとまってくれました。ちょっと遠かったけど、ルリタテハ。(^^ゞ
次は嘉則さんの案内で、田んぼ見学。
その前に見せていただいたのが、ひつじの家。
写真左上のほうにいるのが、子どもたちで、手前がお母さんたち。みんないっせいにmgmgタイム。こういうのって、ずっと見てられますね。(^^)
奧にひとりだけいたお父さん。自分のエサには見向きもせずに、みんなのほうを見てました。(^^;
そして、田んぼ見学は、山登り!
元は杉林だったという小高い丘に上がると、見事な眺めが広がっていました。
町のほうもよく見えました。
上から田んぼを眺めながら、米作りのことや小学生の米作り体験、地域おこしなどなど、様々なお話を伺いました。やりたいことがどんどん湧いてくるという感じの嘉則さんでした。(^^)
稲刈りアートがまた楽しい。(^^)
道祖神に、
嘉則さん用ハンモック。
「和(なごみ)の丘」という名前がぴったり。(^^)
丘の上で、オヤマボクチも見ることができました。
道路側から見た和の丘。
桜が咲いたら、またいい感じでしょうね。
最後にコスモスと田んぼを記念撮影して、次の豊國酒造さんへ。
→ その2
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