ふるさと発見ツアー <コンニャクづくし> in 矢祭&白河
私の「ふるさと発見ツアー」第36回。今回は、福島県東白川郡矢祭町でコンニャク芋の収穫からコンニャクづくりまでを体験した後、白河市のコンニャク店でコンニャクや地元食材を活かしたディナー、という「コンニャクづくし」のツアーでした。
小学生のころ、桜や紅葉の時季に何度か行った記憶があります。でも、コンニャクと矢祭町とはつながっていませんでした。
まずは矢祭町へ。
コンニャク畑のある「来る里の杜(くるりのもり)」で、生産者の片野惠仁さんが出迎えてくださいました。
片野さんの案内で、コンニャク畑へ・・・ではなくて、まずは山登り。(^^)
来る里の杜には南と北に散策コースが整備されていて、今回は南の杜コースの「夕陽の丘」まで行きました。
丘の上で、コンニャク作りだけではなく、「自分たちの地域は自分たちの手で!」という地域づくりの様々な取り組みについて伺いました。
途中、桜(たぶんジュウガツザクラ)が紅葉に趣きを添えていました。他にも何種類かの桜やロウバイなどなど。春にも来てみたいと思いました。
上りきったところから眺めた景色。
次のコンニャク作り体験の会場「リフレッシュふるさとランド」の展望台も見えていました。
丘から下りて、いざコンニャク畑へ。途中には、メダカたちがいる池など、つい足を止めたくなるトラップ(?)もありました。(^^;
畑では、片野さんにコンニャク芋の掘り方を見せていただいてから、
自分たちでもやってみました。
芋の小さく飛び出たところは生子(きこ)、これが次の種芋になるのですね。
柿畑にギンナン畑・・・ 来る里の杜は、お楽しみいろいろなところでした。(^^)
リフレッシュふるさとランドに移動して、コンニャク作り体験。
まずは身支度から。生芋でかぶれないようにと、エプロンと長い手袋が用意されていました。
約1kgの芋1個を4グループで分けて。このときは少ないように思いましたが、出来上がったのを見たら、十分すぎる量でした。(^^;
皮をこそげて刻んで、水を加えてミキサーにかけます。
ミキサーからボールへあけたところ。見た目は甘酒みたい。
このまま30分ほど寝かせるそうですが、時間の都合で、別に用意してくださっていたものに替えて、次の工程へ。
凝固剤をお湯で溶いて加えます。
練ります。どんどんコンニャクっぽくなっていきました。
ひとつにまとめたものから、お玉ですくって形を整えて、沸騰しているお湯へ落として茹でます。
茹で上がるまでしばらく時間がかかるので、ここでまた差し替え。(^^ゞ
茹で上がって、粗熱が取れた状態のものが登場。
まだ熱いのを薄く切って、さらに流水にさらして、出来上がり!
試食セットにコンニャクを盛りつけて、いただきます♪
セットには、めんつゆと柚子味噌が用意されていました。一緒に試食用の柚子釜羊羹と柚子ジャムも。美味しくいただきました。(^^)
おみやまで。(^^)
残念ながら展望台には上がれませんでした。いつかこの上から眺めてみたい!
それからバスで1時間ほどの白河市の「大島屋蒟蒻店」さんへ。
お店をリノベーションして開いたおでん屋さん「髪と台詞」がディナー会場なので、いつものフードカートはお休みと勝手に思い込んでいたら、しっかり店舗の傍で稼働していました。(^^;
大島屋蒟蒻店8代目の吉島祐輔さんからのご挨拶(というよりお話)、そして乾杯!
乾杯用ドリンクにも、コンニャクが使われているとか。そう言われなければ、コンニャクが入ってると見破るのは難しいと思います。
ブッフェスタイルの料理の説明は、BestTableの芹沢靖夫シェフから。芹沢シェフの創作エスニック料理が、今回のツアーの楽しみのひとつでした。(アンケートにそれを書けばよかった・・・)
例によって、この日いただいた美味しいものをちょいと見せびらかし。(^^ゞ
おでん
2種類のコンニャク入りのおでん、初めて食べました。
白っぽいのが、在来種のコンニャク芋を手ですり下ろして作った「白河蒟蒻」で、黒っぽいのが、昔ながらの製法「バタ練り」で作られた「バタこん」、かな?
油揚げの代わりにコンニャクを使ったおいなりさん
ブッフェスタイルの料理、の一部
(後からでもいいから、メニューリストがほしいなぁ)
最初に取った分↓ この後もっと大きい皿に取ったのと、個別に届けられた蒟蒻ステーキ(特に美味しかった!)とデザート3種で、「はらくっち!」(^^ゞ
ディナーの終わりに、大島屋蒟蒻店の吉島佳津江さんと、孫の手トラベルのヨースト・クラルトさんの共演。
1曲だけでなく、もう何曲か聞かせてほしかったなぁ。
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