ふるさと発見ツアー in 湖南
私の「ふるさと発見ツアー」第41回。今回の訪問先は、猪苗代湖の南側に位置する郡山市湖南町。子どものころから馴染みのある猪苗代湖(私の初めての「海」は猪苗代湖)ですが、いつも北側ばかりで、南側は今回がたぶん初めてだと思います。
まずは、ワイン用ブドウを栽培している小山順平さんの畑「jardin du lac(湖の庭)」へ。
畑の向こうに、布引高原の風車が見えていました。
ランチの前の農作業体験。
7月にお邪魔した中尾ぶどう園さんのときと比べてもうかなり実が熟しているように見えたので、今度は収穫体験かと思ったら、違いました。(^^;
収穫までには、まだまだいろいろな作業が必要なんですね。今回体験したのは次の3種類の作業。
摘心
新たに伸びようとするブドウの枝先をカットして成長を止め、栄養がブドウの房のほうに行くように。
摘果
上のほうについている小さなブドウの房をカット。これも、養分を下の房に集中させるため。
徐葉
ブドウの房の上の部分の葉を取り除く。風通しや日当たりをよくして、病気を防いだり糖度を上げたり。
ブドウ畑では、アキアカネやノシメトンボ、ミヤマアカネなど何種類もの赤トンボ。それに畑近くではカンタンの音・・・ とついそっちも気になって。(^^ゞ
ブドウ畑で1時間ほど汗をかいた後、この日のランチ会場、猪苗代湖の青松浜(せいしょうはま)へ。
ランチ会場から、磐梯山が湖の向こうに見えてました。(^^)
この山の向こうに、父の写真にあった鬼沼があるそうです。
湖水浴を楽しむ人たちの姿もありました。
ランチ会場を水際から記念撮影。
心地良い風が吹き抜けて、快適でした。
例によって、この日いただいた美味しいものを、ちょいと見せびらかし。(^^ゞ
なかなか終わらない夏にげんなり気味の体が、スパイスや香草を巧みに使った芹沢シェフの料理に、元気づけられました。(^^)
各皿の写真はこちら ⇒「2023/09/02 この時だけのスペシャルランチ by 芹沢靖夫シェフ(BestTable)@青松浜 」(note)
料理とともに楽しんだ白ワイン(ヴァン デ オラージュ シャルドネ 2021 樽熟成)と、日本酒を使ったカクテル(トロピカルNO.1 笹の川酒造「いち」)。白ワインは撮らずに飲んでしまったので、他の方ので記念撮影。他に赤ワインも追加注文。(^^ゞ
小山さんが同じテーブルだったので、食事中もブドウ栽培やワインについて、いろいろ興味深いお話を伺うことができました。特に心に残ったのが、雪の多さとブドウ栽培との関係。湖南町は会津地方と同じような気候で、冬はブドウ畑がすっぽり雪に埋まってしまうとか。雪が多くてブドウ栽培は難しそうと思いましたが、かえって雪が布団代わりになって、ブドウの木を寒さから守ってくれるそうです。
食事の合間に、ビーチサンダルで水辺へ。何十年ぶりかで湖水に足を入れてみました。
そして、あ、トンボ、カエル、チョウ、ハンミョウ?・・・ ヾ(--;)
水辺をのらついている間に、この日の野菜を提供してくださった美濃然(みのぜん)さんが私たちのテーブルにいらしていて、また楽しくお話することができました。いろいろな種類の野菜を栽培されているから、いつか湖南マルシェとかできるといいなぁ。(^^)
食後は、水辺に移動。もう一つのお楽しみが用意されていました。220以上の民話が残っているという湖南町の「湖南民話の会」の方々に、民話を語っていただきました。
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