ふるさと発見ツアー@ファーム白石&陶吉郎窯 その2
ファーム白石で「はらくっち」状態になった後、次の目的地の「大堀(おおぼり)相馬焼 陶吉郎窯」へ。
着いてみたら・・・「相馬焼の窯元」から思い描いていたのと、まるで違う!(^^;
元は私立美術館だったそうで、正面がギャラリー、右側が工房になっていました。
ここで、陶芸体験グループは、ランチ会場にもいらしてた近藤賢さんとともに工房へ。見学グループの私たちは、賢さんのお父さんの学さんに窯やギャラリーを案内していただきました。
ガス窯(右)と電気窯(左)
火が入ってるところなので、外から見学。
二重構造になっている大堀相馬焼について、整形から完成までの各工程のお話を伺いました。
「相馬焼=馬の絵」というイメージしかなくて、手間のかかる二重構造の焼物と知って驚きました。
下は、各工程のもの。本焼きでかなり縮むというのがわかるように並べて撮りましたが、わかるでしょうか。(^^;
そして、登り窯も見せていただきました。
TVドラマで正面の口から薪を入れるシーンは見てましたが、上の窯にも脇に口があるんですね。(^^;
下の窯からの熱を利用して、順に薪を入れていくとか。高温にする必要があるので、薪には一気に燃えるアカマツが適しているそうです。薪の調達には苦労されているようでした。
学さんがいろいろお話してくださった中で、「思いどおりに行かないことはあっても、思いがけない良い出来というのはない。細かくデータを取って積み上げていて、結果はすべて考えの内」という言葉が特に印象に残りました。
・・・と話は尽きないものの、次にギャラリーへ。
伝統的な相馬焼から始まって、賢さんの柔らかい色合いと曲線の作品、登り窯で作られた何とも深い色合いの作品などなど、学さんに解説していただきながら見て回りました。
そして、一番奥の「象嵌」という技法を駆使した学さんの作品群! 特にスズメの羽毛のもふもふが感じられる作品に、しばし見入ってしまいました。
何でも撮りたがる私ですが、ギャラリー内ではカメラは出しませんでした。絶対に見たようには撮れない自信があったので。(^^;
最後に、賢さんのろくろ実演。
いろいろな形の器が次々と。こういうの、ずっと見ていらますね。(^^)
そして、外ではファーム白石の赤い軽トラマルシェがオープン。
大きなビニール袋いっぱいに詰められた太っ腹な価格設定の野菜セットを、つい買ってしまいました。(^^ゞ
収穫体験の里芋と一緒に記念撮影して、バスに乗り込みました。
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