お嬢さんをください
「お嬢さんをください」、いきなりこの言葉が目に入ってきて、ちょっと驚いた。
朝の通勤電車で、私の前に立った女子高生の肩越しに見えるノートに、この言葉が書かれていた。脇の「簡単明瞭な・・・」という書き込みも見える。ノートと一緒に教科書も開いて持っている。どうやら定期試験直前の様子。
おそらく夏目漱石の「こころ」か何かだろう。作品中の1セリフ(?)を取り出して、それに注釈を加えるような勉強(?)・・・不幸な出会いとしか言いようがない。
私だって、同じような国語教育を受けてきた。試験に出やすい断片を抜き出して覚える、その断片に対する標準解釈(!)とともに。・・・つまらなかったが、国語の学習とはそういうものと思っていた。
今なら言える、というか、言いたい。
もし国語で文学作品を取り上げるなら、その作品全体を読む時間を与えてほしい。それから、余計な解釈無しで、様々なジャンルの作品を読ませてほしい。それと、詩(詩もどき?)を書かせるのはやめたい。
そして、読解力や文章力を養うためには、いろいろな説明文を読んだり書いたりさせればよいと思う。パソコンのマニュアルを読み解いたり書き直したり、なんて最適だと思うが、どうだろうか。(^^ゞ
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