銀ダルマ
娘がカキ氷機をシャカシャカいわせて、カルピスをかけて食べるのを見て、思い出した。
小学生から中学生にかけて住んでいた町に、夏はカキ氷を食べさせる和菓子屋があった。氷イチゴや氷メロンなどのほか、カルピスとか抹茶とか、当時としてはちょっと珍しいのもあった。「銀ダルマ」もそのひとつ。
銀ダルマには、白インゲンを甘く煮たのが入っていた。つまり氷アズキのインゲン版といったもの。そのころ煮豆はあまり好きではなかったが、この銀ダルマは美味しいと思った。
人気メニューだったのか、それとも逆に注文が少なくてあまり作らなかったのか、よく分からないが、「品切れ」のことが多かったように思う。だから食べた回数はそれほど多くなかった。
今はどうなってるかなぁ。引越して以来一度も行ったことのないその町を、ネット検索してみたら、町の公式サイトがヒットした。それからたどって、商工会のサイトで、懐かしいそのカキ氷の店の名前を見つけた。小学生のころ何度か遊びに行った同級生の店も載っていた。
その町にちょっと行ってみたくなった。当時は「氷水(こおりすい)」と言っていた。今は「カキ氷」という言葉にすっかり馴染んでしまっている。何だか、浦島なんとかになったような気がする。
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