街のあかり他
この3ヶ月、とはいっても見に行けたのは、7月と8月だけ。9月はとうとう1度も映画館に行けなかった。
観たのは、
・モーツァルトとクジラ
・ブラックブック
・華麗なる恋の舞台で
・マリー・アントワネット
・カンバーセーションズ
・善き人のためのソナタ
・街のあかり
・殯(もがり)の森
下の2本は、渋谷のユーロスペースで。他は例によって飯田橋ギンレイホール。
アキ・カウリスマキ監督の「街のあかり」は、「浮雲」「過去のない男」に続く敗者三部作完結篇といわれるもの。主人公の身の上は、全2作よりもいっそう孤独で惨めだ。そして訪れる希望の気配も、ずっと微か。
見終わった直後は、「え、これだけ?」といった物足りなさを感じた。よく連続ドラマなんかの最終回で感じるのと同じようなものだ。たぶん、前の2作から私が勝手に描いていたイメージと、実際の作品にずれがあったせいだろう。
だが後になって、いくつかのシーンが、仄かなあかりのように浮かび上がってくる。不思議な映画だ。また観たいと思う。
ストレートにインパクトがあったのは、「ブラックブック」。「善き人のためのソナタ」も心に残る作品だった。
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